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Eclipse プロジェクトの NetBeans IDE へのインポート

目次

このページの内容は NetBeans IDE 6.9 以降が対象です

このチュートリアルを完了するには、次のソフトウェアとリソースが必要です。

ソフトウェアまたはリソース 必須バージョン
NetBeans IDE version 6.9 以降
Java Development Kit (JDK) version 6 または 7

「Eclipse プロジェクトのインポート」ウィザード

NetBeans IDE では、Eclipse プロジェクトをインポートするための拡張サポートが使用できます。「Eclipse プロジェクトのインポート」ウィザードを使用すると、NetBeans を使用して、Eclipse や MyEclipse で作成された Java デスクトップおよび Web アプリケーションプロジェクトを操作できます。

Eclipse プロジェクトから NetBeans プロジェクトを作成したら、次の方法で作業できます。

  • ほかの開発者が Eclipse を使用しているチームプロジェクトで、NetBeans を使用する。
  • プロジェクトで、NetBeans と Eclipse を交互に使用する。
  • Eclipse で設定された既存のプロジェクトについて NetBeans を試す。

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インポートウィザードの機能

プロジェクトをインポートすると、IDE は Eclipse プロジェクトのメタデータを解析してから、そのメタデータに基づいて NetBeans プロジェクトを作成します。プロジェクトをインポートしても Eclipse プロジェクトの構造は変わらないので、Eclipse でのプロジェクトの動作方法に影響はありません。

プロジェクトをインポートしたら、NetBeans または Eclipse IDE のいずれかあるいはその両方を使用して、プロジェクトを編集、構築、実行、デバッグ、およびプロファイルできます。Eclipse プロジェクトの構成を変更する場合は、NetBeans プロジェクトを再同期化できます。これにより、チームのほかの誰かが Eclipse を操作していても、NetBeans でプロジェクトを操作できます。Eclipse で設定したビルドパスは、プロジェクトのマスターのビルドパスになります。

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プロジェクトのインポートと構成

Eclipse プロジェクトを NetBeans にインポートするには、次の手順に従います。

  1. インポートするプロジェクトのコピーがシステムにあることを必ず確認します。

    通常、このプロジェクトはすでにシステムの Eclipse ワークスペースにあります。

  2. 「ファイル」>「プロジェクトをインポート」>「Eclipse プロジェクト」を選択します。
  3. ウィザードの「ワークスペースの場所」ページで、「ワークスペースからプロジェクトをインポート」ラジオボタンを選択し、ワークスペースの場所を指定します。「ワークスペースからプロジェクトをインポート」ラジオボタンが選択され、Eclipse ワークスペースの場所が指定された「Eclipse プロジェクトのインポート」ウィザードの「ワークスペースの場所」ページを示す画像。
  4. 「インポートするプロジェクト」ページで、インポートするプロジェクトを選択します。次に、NetBeans プロジェクトファイル格納用に、次の 2 つのオプションのいずれかを選択します。
    • NetBeans プロジェクトのデータを Eclipse プロジェクトのフォルダに格納する。NetBeans は、元のプロジェクトの最上位のフォルダ内にフォルダとファイルを追加します。
    • インポートする NetBeans プロジェクトを別の場所に作成する。NetBeans は、元の Eclipse プロジェクトフォルダにあるソースとライブラリを使用しますが、NetBeans プロジェクトのメタデータを保持したり、出力を構築したりするのには別のフォルダを作成します。

    一般的に、NetBeans プロジェクトデータは Eclipse プロジェクトフォルダ内に格納することをお勧めします。ほとんどの場合、これは NetBeans プロジェクトのメタデータが、Eclipse メタデータが使用するのと同じパスを使用してソースとライブラリを参照することを意味します。したがって、別のマシンのバージョン管理システムからプロジェクトをチェックアウトすると、NetBeans と Eclipse の両方で同じような動作になるはずです。

    NetBeans が作成するファイルおよびフォルダのリストについては、以降の「NetBeans プロジェクトファイル」を参照してください。

  5. 「サーバー」ページで、プロジェクトが NetBeans IDE で必要とする任意のサーバーを登録します。Web アプリケーションをインポートしていない場合、このページは表示されません。

ウィザードを完了したら、次のダイアログが表示される可能性があります。

  • インポートの問題。このダイアログは、Eclipse および NetBeans のプロジェクト構造間の不整合に関する情報を提供し、その不整合の修正に必要となる場合があるアクションを示します。

    将来の参照用に、このダイアログから情報をコピーしてほかの場所にペーストすることができます。

    ほとんどの場合、プロジェクトの「プロジェクトプロパティー」ダイアログを使用して、これらの問題を解決します。もっとも一般的な問題の解決については、「インポートの問題の解決」を参照してください。

  • 参照の問題を解決。このダイアログは、プロジェクトライブラリの 1 つに関する特定の参照の問題について警告します。このダイアログを閉じたあと、プロジェクトのノードを右クリックし、「参照の問題を解決」を選択すると、この問題を解決できます。
  • 行方不明のサーバーの問題を解決。このダイアログは、プロジェクトが必要なサーバーを見つけることができないということを警告します。このダイアログを閉じたあと、プロジェクトのノードを右クリックし、「行方不明のサーバーの問題を解決」を選択すると、この問題を解決できます。
「インポートの問題」ダイアログを示す画像。

ウィザードを完了し、前述した情報ダイアログのいずれかを閉じると、プロジェクトのノードが「プロジェクト」ウィンドウに表示されます。

プロジェクトのノードと Web ページのサブノード、構成ファイル、サーバーリソース、src ファイル、およびライブラリを含む、プロジェクトがインポートされたあとの「プロジェクト」ウィンドウを示す画像。

NetBeans が解決できないサーバーまたはほかのリソースへの参照がプロジェクトのメタデータにある場合、プロジェクトのノードは赤で表示されます。プロジェクトのノードを右クリックし、「参照の問題を解決」または「行方不明のサーバーの問題を解決」を選択することによって、すぐにこれらの参照を解決できます。

プロジェクトがインポートされたあとの「参照の問題を解決」ダイアログを示す画像

ほかの種類のプロジェクト構成の調整については、「プロジェクトプロパティー」ダイアログを使用します。「プロジェクトプロパティー」ダイアログを開くには、プロジェクトのノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。

プロジェクトの構成の詳細については、「Java プロジェクトの作成、インポート、および構成」の「クラスパスおよびその他のプロジェクトの設定の構成」を参照してください。

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プロジェクトの構築と実行

プロジェクトを NetBeans にインポートしたら、プロジェクトを構築および実行できます。NetBeans の構築コマンドおよび実行コマンドから作成されたすべてのアーティファクトは、build フォルダおよび dist フォルダに作成されます。NetBeans は、Eclipse の構築アクションで作成された出力を上書きしません。build フォルダおよび dist フォルダがすでに Eclipse プロジェクトにある場合、NetBeans プロジェクトは nbbuild および nbdist というフォルダを作成し、構築出力用にそれらのフォルダを使用します。

次は、「実行」メニューから使用できる構築コマンドおよび実行コマンドの一部です。

  • プロジェクトを実行。IDE でアプリケーションのテスト実行を行います。
  • プロジェクトの生成物を削除して構築。build (または nbbuild) および dist (または nbdist) フォルダの内容を削除し、プロジェクトの出力をすべて再構築します。NetBeans の構築スクリプトを使用します。Eclipse の生成物を削除コマンドに似ています。
  • 生成物を削除。nbbuild フォルダおよび nbdist フォルダの内容を削除します。
  • 構築。プロジェクトの出力を再構築します。保存時にコンパイル機能が有効になっている場合、構築コマンドは無効です。「Java プロジェクトの作成、インポート、および構成」の「保存時にコンパイル」節を参照してください。

アプリケーションの構築と実行、および構築プロセスのカスタマイズの詳細については、「Java プロジェクトの作成、インポート、および構成」を参照してください。

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NetBeans プロジェクトファイル

プロジェクトをインポートしたら、システム上に次のフォルダとファイルが表示されます。

  • build.xml ファイルまたは nb-build.xml ファイル。プロジェクトの主 NetBeans 構築スクリプトです。プロジェクトの必要性に応じて、このスクリプトをカスタマイズできます。デフォルトで、このファイルの名前は build.xml です。そのようなファイルがすでにプロジェクトフォルダに存在する場合、スクリプトの名前は nb-build.xml です。
  • nbproject フォルダ。主 NetBeans 構築スクリプトによって呼び出されるリソースなど、NetBeans プロジェクトのメタデータのほとんどが含まれます。このフォルダと build.xml ファイルまたは nb-build.xml をバージョン管理システムにチェックインすると、ほかのユーザーが NetBeans でそのプロジェクトを開くことができます。このフォルダには、システムに特有のデータを含む private フォルダも含まれます。その内容はユーザーごとに異なるため、このフォルダはバージョン管理システムにチェックインすべきではありません。以降の「バージョン管理の考慮事項」を参照してください。
  • nbbuild フォルダ。NetBeans でプロジェクトを構築または実行すると、プロジェクトのソースがこのフォルダにコンパイルされます。
  • nbdist フォルダ。NetBeans でプロジェクトを構築すると、プロジェクトの配布可能な出力が作成され、このフォルダに置かれます。そのような出力は、JAR ファイルまたは WAR ファイルである可能性があります。

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バージョン管理の考慮事項

プロジェクトがバージョン管理システムからチェックアウトされている場合、build (または nbbuild) フォルダ、dist (または nbdist) フォルダ、および nbproject/private フォルダはバージョン管理システムにチェックインすべきではありません。

プロジェクトが CVS、Subversion、または Mercurial バージョン管理システムにある場合、プロジェクトがインポートされるときに、これらのディレクトリ用に該当する「無視」ファイルが作成または更新されます。

nbproject/private は無視するべきですが、nbproject はバージョン管理システムにチェックインするべきです。nbproject には、最初にプロジェクトをインポートしなくても、ほかのユーザーが NetBeans でプロジェクトを開くことができるプロジェクトのメタデータが含まれます。

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プロジェクトの再同期

プロジェクトインポート機能には、同期機能があります。Eclipse のクラスパスが最初にインポートされてから変更されている場合は、Eclipse プロジェクトを再同期機能を使用して、対応する NetBeans プロジェクトのクラスパスを更新できます。

プロジェクトの再同期は、Eclipse プロジェクトから NetBeans プロジェクトへの片方向です。NetBeans でプロジェクト構造を変更する場合、その変更は再同期機能で Eclipse プロジェクトに伝播されません。Eclipse プロジェクトおよび NetBeans プロジェクトの両方を保持する場合は、「マスター」プロジェクトとして Eclipse プロジェクトを使用します。

また、Eclipse の構成の変更があいまいでなく、入力の必要がない場合、IDE は自動的にプロジェクトを再同期化します。この自動再同期は、プロジェクトを開くとすぐに行われます。再同期で入力の必要がある場合は、手動でプロジェクトを再同期化する必要があります。

手動で NetBeans プロジェクトを Eclipse プロジェクトと再同期化するには、次の手順に従います。

  • 「ファイル」>「プロジェクトをインポート」>「Eclipse プロジェクトを再同期」を選択します。

注: プロジェクトを再同期化する場合、再同期はワークスペースからインポートされたすべてのプロジェクトに対して実行されます。

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インポートの問題の解決

プロジェクトを NetBeans にインポートするときに、NetBeans IDE で自動的に解決できないことがある場合があります。それらの問題のいくつかについて、「行方不明のサーバーの問題を解決」のようなメニュー項目がプロジェクトのコンテキストメニューに表示されます。ほかの問題は、NetBeans IDE のインポートされたプロジェクトの「プロジェクトプロパティー」ダイアログで解決できます。

次は、一般的なインポートの問題とその対処法のリストです。

問題メッセージ 解決方法
行方不明のサーバーの問題を解決 プロジェクトのノードを右クリックし、「行方不明のサーバーの問題を解決」を選択します。次に、サーバーが含まれるファイルまたはフォルダに移動します。
参照の問題を解決 プロジェクトのノードを右クリックし、「参照の問題を解決」を選択します。次に、プロジェクトが参照するリソースが含まれるファイルまたはフォルダに移動します。
プロジェクト <プロジェクト名> の Eclipse プラットフォームが使用できません。JRE と NetBeans プロジェクトには JDK が必要です。NetBeans はデフォルトプラットフォームを使用します。 NetBeans がプロジェクトに使用するプラットフォームを変更する場合は、「ツール」>「プラットフォーム」を選択し、別のプラットフォームを指定します。
Eclipse プロジェクト <プロジェクト名> では "{1}" ディレクトリから JDK を使用する必要があります。しかし、このディレクトリは存在しません。NetBeans はデフォルトプラットフォームを使用します。 NetBeans がプロジェクトに使用するプラットフォームを変更する場合は、「ツール」>「プラットフォーム」を選択し、別のプラットフォームを指定します。
Eclipse と違い、NetBeans ではソースルートごとのソースの含める/除外するはサポートされていません。これらはマージされたので、ソースパネル内のプロジェクトのプロパティーで再確認することをお勧めします。 NetBeans では、全体プロジェクトに対して 1 箇所で含めると除外するが宣言されます。NetBeans プロジェクトで含めると除外するを確認するには、「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトのノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。「プロジェクトプロパティー」ダイアログで、「ソース」タブを選択し、「含める/除外する」ボタンをクリックします。
... が原因でインポートに失敗しました。詳細は、IDE のログファイルを参照してください。 IDE のログファイルを開くには、「表示」>「IDE のログ」を選択します。
不明なプロジェクトの種類 - インポートできません。 インポートできるのは、次の Eclipse プロジェクトの種類のみです。Java プロジェクト、既存の Ant ファイルからの Java プロジェクト、静的 Web、動的 Web、および JPA プロジェクト。

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関連項目

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